■館蔵品情報
五彩牡丹文碗(宋赤絵) 磁州窯
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写真番号:60-1580-1
カラー種別:カラー
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作品名 五彩牡丹文碗(宋赤絵) 磁州窯
指定
作者
中国
時代
世紀 13世紀
西暦
種類 陶磁(G)
形式 1個
材料 陶製碗
寸法 高5.5cm  口径15.6cm
賛者
所蔵者 京都国立博物館
寄贈者
銘文/印章等
台帳番号 G甲220
解説文 口縁をのびやかに広げ、たっぷりとした見込みをもつ、平たい椀形の茶碗である。素地は赤味をおびた淡黄色の荒いものが用いられ、その上に白泥による白化粧がなされ、透明釉を掛けて焼成し、上絵として赤を主調とする牡丹文を描いている。焼成は酸化焔焼成のため暖かなクリーム色を呈する。見込みの牡丹文も筆力のある軽快な筆運びで2輪の赤い牡丹と緑釉で葉を表わし、低火度で焼きつけている。外側は腰以下を露胎とし、低目の高台を削り出している。宋赤絵は中国最古の色絵とされ、金時代の、泰和、正大の年号を記した作品が知られる。華北磁州窯系の窯で作られたとされているが、河南省湯陰県鶴壁窯、禹県●村、登封県曲河、山西省高平県八義鎮、山東省徳州市の窯址でも陶片が採集されている。
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