■館蔵品情報
古今和歌集 第十二残巻(本阿弥切)
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写真番号:170712_BL_0155
カラー種別:カラー
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作品名 古今和歌集 第十二残巻(本阿弥切)
指定 国宝
作者
日本
時代 平安
世紀 11世紀
西暦
種類 書跡(B)
形式 1巻
材料 彩牋墨書
寸法 縦16.7cm  横317cm  全長244.0cm
賛者
所蔵者 京都国立博物館
寄贈者
銘文/印章等
台帳番号 B甲548
解説文 内題はないが、古今集第十二恋歌二の巻頭の和歌49首、132行分の残巻である。料紙は夾竹桃文様の雲母箔摺胡粉地カラ紙8枚を継いでいる。古今集の写本としては異同が多く奏覧本の系統ではない。文字の形がまる味をおびて書かれているのが特徴で、その余白のとり方、散らし書の連綿は見るべきものがある。古来、小野道風の筆蹟といわれ、その個性味あふれた書風は、料紙の美しさと相俟って「名物切第一の切なり」といわれ特に尊重愛好されてきた。本阿弥光悦が所持していたとの伝承から本阿弥切と呼ばれている。
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