■館蔵品情報
雪裡三友図
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写真番号:191209_AL_0011
カラー種別:カラー
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作品名 雪裡三友図
指定 重文
作者
日本
時代 室町
世紀 15世紀
西暦
種類 絵画(A)
形式 1幅
材料 紙本墨画
寸法 縦131.5cm  横37.3cm 
賛者 玉畹梵芳他四僧
所蔵者 京都国立博物館
寄贈者
銘文/印章等
台帳番号 A甲680
解説文  松竹梅を描く日本絵画として現存最古の作品で、一四二〇年代~三〇年代初頭の京都五山で活躍した、五名の禅僧が賛を記している。植物を描き出す墨の濃淡と白い雪の対比、かじかみ震えるような細かな線のタッチが印象的である。画人は不明だが、背の高い一対の松を中心に、左右に竹と梅を配する構図は、中国や高麗の作例と共通点が多い。賛の一節には「三友歳寒」が禅僧の清廉な胸中に通じるとあり、大陸の文人趣味や隠遁思想を取り入れて花開いた、当時の禅宗文化のあり様がうかがわれる。
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