■館蔵品情報
十二天像
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写真番号:212-4990-1
カラー種別:カラー
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作品名 十二天像
指定 国宝
作者
日本
時代 平安
世紀 12世紀
西暦 1127
種類 絵画(A)
形式 12幅
材料 絹本著色
寸法 各縦144.0cm  各横127.0cm 
賛者
所蔵者 京都国立博物館
寄贈者
銘文/印章等
台帳番号 A甲283
解説文 平安時代の宮中では、毎年正月に国家の安泰、天皇の安穏、五穀豊穣を祈る後七日御修法という密教儀礼が行われていた。これは、そのときに用いられたもので、もと東寺の伝来である。十二天とは密教の儀礼空間を守る方位の神々で、四方四維と上下の二方、それに日月からなる。
本作品は、大治二年(一一二七)の東寺宝蔵火災でそれまで使用していた画像が焼失したことを受けて制作されたもの。豊麗な彩色と緻密な装飾による濃厚な耽美主義的作風をみせ、いかにも当代の貴族の洗練された嗜好を反映している。

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