■館蔵品情報
巖樹遊猿図屏風
拡大

写真番号:211116_AL_0052
カラー種別:カラー
その他の画像

作品名 巖樹遊猿図屏風
指定 重文
作者 式部輝忠
日本
時代 室町
世紀 16世紀
西暦
種類 絵画(A)
形式 6曲1双
材料 紙本墨画
寸法
賛者
所蔵者 京都国立博物館
寄贈者
銘文/印章等 「輝忠」(朱文二重方印) 「式部」(白文二重方印)
台帳番号 A甲265
解説文 古来「式部(しきぶ)」印は「龍杏(りゅうきょう)」と読まれ、祥啓あるいは仲安真康と同一人とされたが別人である。その経歴等一切不明であり、他に遺る「富士八景図」に着賛する建仁寺第262世常庵龍崇(じょうあんりゅうすう)の没年(1536)から、およその活躍時期を知るにとどまる。本図に見るやや繁雑なまでの皴法は明らかに祥啓の系統を引く鎌倉派画人のそれを示し、また緊密な画面構成法には狩野派からの影響も看取される。擬人化されてあらわされた猿の表情がほほえましい。
お探しの画像が、一括資料、連作の可能性がある場合、個別の作品名称で出ないことがあります。台帳番号で改めて検索を行うと作品の全画像が出ます。