■館蔵品情報
帷子 白麻地梅に箙文様
拡大

写真番号:196-4508
カラー種別:カラー
その他の画像

作品名 帷子 白麻地梅に箙文様
指定
作者
日本
時代 江戸
世紀 18世紀
西暦
種類 染織(I)
形式 1領
材料 白麻地 友禅染・繍
寸法 丈160.3cm  裄61.8cm 
賛者
所蔵者 京都国立博物館
寄贈者
銘文/印章等
台帳番号 I甲338
解説文  裾から立ちあがる梅樹に、矢の携帯具である箙が取り合わされている。友禅染が得意とするぼかしの技法で梅花の大きな色面を彩り、箙には、これも友禅染に特有の細い糸目糊による白い輪郭線と細やかな色挿しによって、麻の葉繋ぎ・網代など細かな割付文様が表される。
 梅に箙の組合せは意外に思えるが、『源平盛衰記』生田の森の合戦に取材した、古典文学を典拠とする意匠。梶原源太景季が、咲き匂う梅の一枝を箙に差して戦場におもむいた故事を典拠とする。
お探しの画像が、一括資料、連作の可能性がある場合、個別の作品名称で出ないことがあります。台帳番号で改めて検索を行うと作品の全画像が出ます。