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写真番号:117-2735-1
カラー種別:カラー
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作品名 |
秋草蒔絵硯箱
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指定 |
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作者 |
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国 |
日本
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時代 |
江戸
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世紀 |
17世紀
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西暦 |
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種類 |
漆工(H)
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形式 |
1合
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材料 |
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寸法 |
縦24.8cm 横23.1cm 高4.5cm
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賛者 |
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所蔵者 |
京都国立博物館
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寄贈者 |
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銘文/印章等 |
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台帳番号 |
H甲22
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解説文 |
方形、隅丸、やや甲盛のある被せ蓋造の硯箱。塵居(ちりい)を設け、錫縁を廻らした格調のある構造をもつ。意匠は総体に秋草(萩・薄)を基調としている。すなわち、蓋表は水辺の土坡に萩と薄、中空に下弦の月を表わし、蓋裏には露をふくんだ萩と薄を、見込にも同意匠を普段は見られない硯の下までほどこす。また、金銅製円形水滴にも萩・薄を刻している。この硯箱は古来、「宮城野の露吹き結ぶ風のおとに、小萩がもとを思ひこそやれ」(『源氏物語』桐壺)を意匠したものと伝えられている。技法はほとんど金平蒔絵を全面に用い、月・露を銀板をもって表わしている。
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