■館蔵品情報
鉄製釣燈籠
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写真番号:151-3425-1
カラー種別:カラー
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作品名 鉄製釣燈籠
指定 重文
作者
日本
時代 鎌倉
世紀 14世紀
西暦 1319
種類 金工(E)
形式 1基
材料 鉄板鍛造、六角形。
寸法 総高67.0cm 
賛者
所蔵者 京都国立博物館
寄贈者 鈴木摠一郎
銘文/印章等 透彫銘「白山中宮 元応元年 己未六月日 尾州玉井 大工貞澄」
台帳番号 E甲48
解説文 鉄鍛造、六角形の大きな釣燈篭で、火袋に七宝繋と松皮菱文、それに亀甲文と種子を浮かし、扉に金剛力士像をあらわしている。正面右手下方に「白山中宮元応元年己未六月日 尾州玉井 大工貞澄」の透彫銘があって、作者と作期、および白山中宮長滝寺にあったことがわかり、今日知られる製作年代の明らかな釣燈篭のうち最古の作品である。その形はおおらかで古式を伝え、透文様・猪目など細部の装飾が巧緻である。鎌倉時代の金工意匠の特色がよくあらわれている。
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