■館蔵品情報
琴棋書画図襖
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写真番号:293-7157-1
カラー種別:カラー
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作品名 琴棋書画図襖
指定 重文
作者 伝宗継
日本
時代 室町
世紀 15世紀
西暦
種類 絵画(A)
形式 8面
材料 紙本墨画淡彩
寸法
賛者
所蔵者 京都国立博物館
寄贈者
銘文/印章等
台帳番号 A甲230-1
解説文  現存する養徳院障壁画のうち、最も古い面の一つである。主題の「琴棋書画図」とは、弾琴と囲碁、書画という文人の四芸のたしなみを描いたもの。右側四面には春らしい松や梅、左側四面の左端には雪山が描かれており、四季の移ろいもイメージされているのだろう。
 作者や制作期に関する記録はないが、延徳二年(一四九〇)頃に当時の室町幕府周辺で活躍していた絵師、宗継が描いた別室の襖絵(山水図)とは筆づかいが似、他の宗継の現存作と比較しても彼の作と判断できる。リタッチや改変も少なくないが、八面をつらねた場面長で、養徳院障壁画を代表する一図である。
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