■館蔵品情報
筏流山水双鳥鏡
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写真番号:419-10397
カラー種別:カラー
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作品名 筏流山水双鳥鏡
指定
作者
日本
時代 室町
世紀 15世紀
西暦
種類 金工(E)
形式 1面
材料 暗緑色。円錐形の花蕊座鈕。直立中縁。川の波しぶきの中を下る筏流しの図。双鳥と外区の菊花文は型押し。背景に山を連ね松を大きく誇張するのは、水墨山水画に見られる表現法である。十四世紀ごろから宋・元の漢画がもたらされ、あるいは画家が来日して、室町時代前半期はこれを受けた水墨山水画の全盛期であった。本鏡もまさしくそのような時代の影響のもとに登場した図様といえる。同様の松・山の表現は、竜宮図鏡など物語絵系の鏡にも散見される。
寸法 径10.7cm  縁高0.7cm  縁幅0.3cm
賛者
所蔵者 京都国立博物館
寄贈者
銘文/印章等
台帳番号 E甲231
解説文
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